不妊症相談(不育症)36歳

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

病院で不妊治療を初めて1年2ヶ月、

タイミング療法で一度妊娠するが、

6週で流産。

流産後から基礎体温がきれいな2層にならず、

ガタガタの状態に。

その後人工授精を2回するも妊娠にいたらず。

ステップアップし、体外受精により

妊娠判定がでたが、7週で流産。

甲状腺機能低下の可能性があることがわかり、

検査中。

不妊治療に対するストレスでイライラしがち。

凍結胚があるが、このまま移植しても

良い結果が出ないと感じ、

漢方薬で体調を整えたいとご来店。

《処方》

最初の処方は流産直後ということと、

甲状腺機能低下を考えて、

活血剤、疏肝理気剤、蟻製剤を服用頂いた。

《経過1》

1か月服用で、イライラなどもなく、体調もよい。

甲状腺の検査は問題ない数値になっている。

漢方薬はシベリア霊芝、補気建脾、補血剤に変更し、

3か月服用。

《経過2》

漢方薬服用開始から、4ヶ月で再び凍結胚移植。

移植前より、

漢方薬は、気血双補剤、参馬補腎丸、シベリア霊芝を服用頂いた。

妊娠陽性反応、その後胎のう確認、心拍確認と順調。

《経過3》

以前の2度の流産があるので、

同処方を安胎薬として服用頂き、

現在は

安定期をすぎ、もう少しで30週。

 

2度流産という、つらい経験をされましたが、

いつも前向きで

現状の問題点を解決する為の方策を

考えていらっしゃった事が良い結果につながったと

感じます。