妊娠希望の方は美白はほどほどに

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

こんにちは(^_-)-☆

最近ふと感じたのは、

不妊症相談に来られる方は

色白の方が多いという事です。

肌の老化は日焼けによるものがほぼ

100%といわれる昨今、

女性だったら紫外線をできるだけ

シャットアウトしたいという気持ちは

わかりますが、

駐車場から屋内へ入るちょっとの間も日傘が必需品といった

美白完璧主義の方は

ビタミンⅮ不足に注意したほうがいいかもしれません。

ビタミンⅮが不足すると

免疫力が低下するために感染症にかかりやすくなります。

そして先日ブログで紹介させて頂いた

古賀文敏ウィメンズクリニック院長先生が書かれた

「卵子の老化に負けない妊娠体質に変わる栄養セラピー」

内に書いてありましたが

40代の女性は血中のビタミンⅮ濃度が高いほど

AMH(卵巣予備能)が高いことが分かっています。

またビタミンⅮは着床や初期流産、多嚢胞性卵巣症候群との

関連もあることがわかってきています。

またビタミンⅮをとるためには

紫外線を浴びる以外にも

食べ物から効率的にとる方法もあります。

※詳しくは「卵子の老化に負けない妊娠体質に変わる栄養セラピー」

(青春出版社)をご覧ください。

ガンガンに日焼けする必要は

ありませんが、あまりにも美白にこだわりすぎると

妊活にはよくないという事もあります。

紫外線を浴びるのは

顏以外の部分でもいいわけですから

腕や脚など

シミやしわになっても支障のない部分から

紫外線を浴びるようにするのも

いいかもしれません。

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