こんにちは。
中医不妊症講座の勉強会に行ってきました。
自分の着床障害のの症例発表があったので
緊張しましたが、
なんとか無事に終わることが出来ました。
その後
「卵子はよみがえる」
の著者
ウィメンズクリニック南青山院長
小杉好紀先生の講演がありました。
先生の話はユーモアを交えながら
しかも不妊治療の最先端を行く
興味深い話ででした。
先生の話は、
とても一言では言い表せないのですが
不妊治療において
細胞や核やミトコンドリアなどの
ミクロの話があり、
その一方でその人がかかわる、社会、
例えば家族、ご主人などとの関係
心の問題が
いかに不妊治療によくも悪くも影響するか・・・
などとてもトータル的な観点でのお話でした。
脳科学研究では
「素晴らしい、美しい」
と感じる時、遺伝子が踊りだすように
新しい神経ネットワークを構築することがわかっているそうです。
心が身体に及ぼす影響は
計り知れないものがあります。
不妊治療を1〜2年すると
妊娠できない現実に直面し
不安になりさらに
更にストレスからホルモンバランスを崩していく
方も多くいらっしゃいます。
先生のクリニックでは心と身体の
両方を対象にした統合医療を実践されています。
その中で
漢方薬や生薬も処方されているそうです。
丹参製剤はなごみ堂でも
不妊症の方によく処方する
漢方薬ですが
クリニックでも
老化の指標とされるAGEの改善に
用いられるそうです。
先生の講演は当初の予定の2時間を
軽くこえ大盛況でした。
内容が広く深く
とても私のこんな稚拙なブログでは
伝えきれませんが
深く心に残る内容でした。