不妊症体験談(42歳)卵巣機能低下

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

結婚されて1年

病院での検査は

抗ミュラー管ホルモン(AMH)は0.48、

卵巣機能低下と診断された。

卵管造影検査と

ヒューナーテストは問題なし。

月経周期は25日。

基礎体温は低温期でも36.7を超える日が多く

高温期は37度を過ぎる日もある。

オリモノが少ない。

ヘモグロビン値が低い。

<<処方1>>

清熱剤、補陰剤、活血剤、補血剤を服用いただいた。

<<経過1>>

基礎体温はまだ高いが、

低温期は36.5前後で36.7を超えなくなった。

月経周期は26日。

<<処方2>>

処方1と同処方

<<経過2>>

月経周期は28日、

基礎体温は高めだが

全体的には下がってきている。

オリモノが以前より増えてきた。

<<処方3>>

処方1と同処方。

<<経過3>>

妊娠されました。

<<考察>>

漢方服用から3か月で妊娠されました。

抗ミュラー管検査の数値や、

基礎体温、月経周期などから

卵巣機能低下がみられましたが

それらが徐々に改善されて

妊娠された症例です。