結婚して6年経過。
仕事を始めたころから生理痛がひどくなってきた。
両卵巣にチョコレート嚢腫(7センチ)があると診断され、
両卵巣の手術を受けた。
結婚して妊活をスタート。
病院で検査をすると両卵巣の手術のためか
年齢の割に卵巣機能が低下しているとのことで、
体外受精を勧められた。
採卵は3回、移植は6回したが一度も妊娠には至らず。
手術した卵巣は片方に2センチのチョコレート嚢胞が再発している。
チョコレート嚢腫が再発している方の卵巣からは採卵は出来ていない。
凍結胚はすべて移植してしまっているとのことで
再び採卵に向けて漢方薬を服用したいとご相談に来られた。
<<処方1>>
補陰剤、補血剤、亀板鹿茸製剤を服用いただいた。
<<経過1>>
いつもは、月経周期10日目で排卵していたが
14日目で排卵した。
卵巣機能が低下すると排卵が早くなる傾向にあるので
改善の兆しがあると思われる。
<<処方2>>
1と同処方で2か月服用
<<経過2>>
漢方薬服用から3か月で採卵、移植された。
妊娠判定が初めて出たが、
残念なことに子宮外妊娠のため
片方の卵管を切除。
その後2か月間妊活はお休み。
その後、タイミングで自然妊娠にチャレンジするとの事。
<<処方3>>
補血剤、補陰剤、シベリア霊芝を服用いただいた。
<<経過3>>
自然妊娠されました。
<<処方4>>
安胎を目的とした漢方薬を服用中。
現在20週。
<<考察>>
初回相談の時
体外受精、顕微授精で移植を何度もされていましたが
妊娠に至っていないという治療歴の長いお客様でした。
漢方薬服用から4ヶ月目で採卵され妊娠されました。
しかし初めての妊娠が子宮外妊娠で、
卵管切除というつらい経験もされましたが
その後、まさかの嬉しい自然妊娠でした。
本当に良かったです。