不妊症相談体験談(42歳)卵巣機能低下

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

結婚して8年経過。

人工授精3回、

体外受精一回。

この時は採卵は1個で、
移植後マイナス判定。

AMH0.35
月経周期は25日
オリモノは少ない。

卵巣機能の低下が原因と思われると
病院からはいわれている。

しばらく漢方薬を服用して体調を整えて
体外受精にチャレンジしたいとご相談に来られました。

<<処方1>>

活血剤、補血剤、補陰剤を服用いただいた。

<<経過1>>

漢方薬を服用し始めて身体のだるさ疲れやすさが無くなってきた。

基礎体温が全体的に低い。

<<処方2>>

処方1に加えて散寒剤を服用いただいた。

<<経過2>>
漢方薬服用から2か月で

基礎体温がきれいな2層にになってきた。

<<処方3>>

採卵をそろそろ考えるとのことでしたので

処方2に加えて亀板製剤を服用いただいた。

<<経過3>>

2個採卵できた。

<<処方4>>

移植に向けて補陽剤、補血剤を服用いただいた。

<<経過4>>

胚移植をされて、妊娠判定が出て、心拍確認ができた。

現在妊娠継続中。

<<考察>>

漢方薬服用開始から4か月後に採卵し

その後の移植で妊娠されました。

卵巣機能低下の場合

年齢のこともあり採卵を急がれる方もありますが、

出来れば3~4か月服用されてから

再チャレンジされるのが良いのではないかと感じます。