不妊症体験談(36歳)卵巣機能低下

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

<<ご相談内容>>

AMH(抗ミュラー管ホルモン値)1.1と

年齢の割には卵巣機能が低下しており

すでに採卵を3回されており、

最後の3回目は採卵できず、

移植は2回で2回とも陰性判定。

2か月後に採卵予定なので、漢方薬で体調を整えて採卵したいとの希望でご来店。

<<処方1>>

卵巣機能の低下から補腎剤

仕事や妊活のストレスが多いという事から、理気剤を服用いただいた。

<<経過1>>

服用開始から約2か月後に採卵されて、

胚盤胞4AAを2個と

胚盤胞4ABを1個

計3個凍結できた。

過去の採卵の時より数、グレード共に良くなり、喜んでいただけた。

<<処方2>>

移植に向けて処方は、

補血剤、補陽剤を服用いただいた。

<<経過2>>

移植後妊娠判定陽性となり、安胎を目的とした漢方薬に切り替えて

服用継続中。

<<考察>>

漢方薬服用前は、採卵3回で3個凍結でしたが

2回移植して

1度も妊娠判定がなかったお客様です。

漢方服用から採卵までの服用期間は2か月という短期間でしたが、

1度の採卵で3個の胚盤胞を凍結でき、

1度目の移植で妊娠できたことは本当に良かったです。