嬉しい報告(多嚢胞性卵巣症候群)

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

 

こんにちは。

桜がいっきに満開になり気持ちの良い季節になってきました。

そんな時に嬉しい報告がありました。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断を受けた方が、

妊娠されたとお電話がありました。

初回相談はちょうど1年前です。

その時にはすでに体外受精をされていましたが、多嚢胞性卵巣症候群の為、

採卵の数は20数個と多いのですが、良好胚にならず、移植を何度もされていましたが、

妊娠に至っていませんでした。

他県から電話での相談でしたので、基礎体温表はルナルナメディコを使って

確認しながら処方を決めていきました。

漢方薬は他の薬局で以前服用されていましたが、服用後も

高温期が低いのが改善されない、排卵が遅れるというのがお悩みでした。

なごみ堂での服用開始から3ケ月で高温期が36.7度前後に安定してきて、

排卵も月経周期14日目頃になってきました。

漢方薬服用から6か月後に採卵して、9個採卵、6個良好胚を凍結でき、

1回目の移植で妊娠されました。

その後心拍も確認でき、

漢方薬は安胎を目的とした漢方薬を服用いただいています。

多嚢胞性卵巣症候群の方は、

体質的に、お血痰湿の方が多く、

背景にはストレスや、食事や生活リズムの乱れなどがあります。

改善の為には、活血剤化痰剤理気剤などの漢方薬を服用いただき

食事や生活リズムなどの改善も心がけて頂きます。

先日「キャラメルマキアートが大好きで・・・」

という方がいらっしゃいましたが、それはやめて頂きましたよ(*^-^*)

多嚢胞性卵巣症候群や不妊症でお悩みの方は、

お気軽にご相談ください。