不妊症体験談(32歳)多嚢胞性卵巣症候群

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

生理不順の為、婦人科を受診したら

多嚢胞性卵巣症候群と診断された。

PMSもひどいため、ピルを服用していたが、

妊娠希望もあり、ピルをやめたいというご相談。

ピルを服用しない状態では、生理周期は35~45日、

数ヶ月排卵しない時もある。

周りはどんどん妊娠しているのに自分だけ妊娠できないというジレンマがあり、

いつもストレスを感じている。

思い切ってピルをやめて、不妊治療をしたい。

<<処方1>>

活血剤、化痰剤、疏肝解鬱剤を服用いただいた。

<<経過1>>

ピルをやめたにもかかわらず、イライラはあまりしなかった。

生理周期は35日。

自力で排卵できた。

常時出ていたサラサラのオリモノが減ってきて、

排卵前に伸びるオリモノが出るようになった。

<<処方2>>

体調が良く、イライラもかなり改善されたため、

同じ処方で3か月継続して服用いただいた。

<<経過2>>

漢方薬服用から4か月で自然妊娠されました。

<<考察>>

多嚢胞性卵巣症候群、とPMSの為、

ピルをずっと服用されていましたが、

漢方薬に切り替えて、

PMSも改善され、服用から4か月で自然されました。