31歳 不妊症体験談(卵管狭窄、子宮筋腫)

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

<<ご相談内容>>

結婚して一年経過。

不妊専門の婦人科で検査をしたところ、ホルモン値などには問題ないが、3センチの子宮筋腫と卵管狭窄があり、

そのために妊娠しにくいのかもと・・・と病院では言われている。

偏頭痛持ちで週のうち3日は頭痛に悩まされている。なるべく鎮痛剤は飲まないようにしている。

仕事や不妊治療、妊活のストレスで、イライラや、不安感、気分が沈む、憂鬱感などがあり、疲れやすく、倦怠感もある。

<<処方1>>

低温期は、活血剤、散寒剤、理気剤、破血剤、

高温期は、気血双補剤、理気剤、散寒剤を服用いただいた。

<<経過1>>

生理予定日になっても生理が来ないので、妊娠判定薬で検査したら、妊娠反応。

妊娠はもちろん嬉しいが、漢方薬服用を開始してから、倦怠感や、イライラなどが改善され、

頭痛をほとんど感じることなく、快適にすごせた事もすごく良かったと言われました。

<<考察>>

漢方薬服用からわずか1か月で、自然妊娠されました。

破血剤や、活血剤の服用で、血流がよくなり、卵管の通りが改善されるとともに

頭痛や倦怠感など症状が出なくなり、身体全体の機能があがり、自然妊娠に至ったと思われます。

卵管狭窄などの器質的な障害の改善と、身体全体の機能の改善が、良い結果につながりました。