＜＜ご相談内容＞＞

結婚して　7年経過。

人工授精　2回、

体外受精は採卵8回、移植を3回、しているが、

一度も陽性判定がない。

AMHは0.38

EMMA検査やALICE検査も問題ない。

フルタイムで仕事をされており、ストレスもあり、イライラや、気分の落ち込みやPMSもある。

生理痛は最初の二日間がひどい。

オリモノが最近減ってきていると感じる。

ここ2～3年倦怠感や疲れやすいといった症状が続いている。

ご主人は47歳。精子の量、や運動率が低くかんばしくない。

ご主人もストレスフルな状況にあり、胃腸が弱く、下痢しやすい。

妊娠判定がこれまで一度も出ないことから、病院の先生から漢方薬などを取り入れて、再びチャレンジしてはどうかと提案されて、ご相談に来られた。

＜＜処方＞＞

奥様は

補腎剤を中心として、活血剤、補血剤、理気剤を服用いただいた。

ご主人は

補気健脾剤、疏肝解鬱剤、補腎剤を服用ただいた。

＜＜経過1＞＞

漢方薬服用から一か月経過で、

奥様は生理痛が前よりも楽になった。以前よりオリモノが増えた。

ご主人は胃腸の調子が良くなった。

＜＜処方2＞＞

体調良好より、処方1と同処方。

＜＜経過2＞＞

生理予定日を過ぎても生理が来ないため、妊娠検査薬で検査したところ、

陽性判定が出た。現在は安胎を目的とした漢方薬に切り替え服用頂いている。

現在14週で妊娠継続中。

＜＜考察＞＞

何度も体外受精や、顕微授精にチャレンジしてうまくいかなっ方です。

最初は漢方薬を服用し、体質改善して再度体外受精にチャレンジする予定で服用いただいていましたが、

漢方薬服用から　約一か月半で自然妊娠されました。

ご主人も精子の状態があまり良くない事と、体調不良があったため、

奥様だけでなく、お二人で漢方薬を服用されたことが、

漢方薬服用開始から一か月半で、自然妊娠に至った要因だと思います。