35歳(女性)不妊相談

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

結婚して9年、病院での不妊治療は4年間、
ホルモン治療、人工授精4回、体外受精2回、おこなうが妊娠にいたらず。
漢方薬で体調を整えたいとご来店。

症状としては、冷え、腰痛、生理痛、月経血塊あり、生理前胸のはり、吹き出物、頭痛、子宮内膜症、チョコレート膿腫、生理周期は24~30日。

腰痛、冷えなどがあるため温補腎陽剤、子宮内膜症、チョコレート膿腫などから理気活血剤を服用。

1ヶ月服用で、腰痛、生理痛などが改善、また月経血の塊も減ってきた。
周期も28日と安定してきたので、2ヶ月目より周期療法に。
月経期、卵胞期は理気活血剤、生理前の吹き出物が気になるとの事でしたので、 黄体期は、清熱剤補血剤。全周期は、温補腎陽剤を服用。

2ヶ月服用で生理前の吹き出物、胸のはりも気にならなくなり、月経血も色がきれいになってきた。
疲れにくくなり、体調も良好ということで、同じ処方で3ヶ月服用。
6ヶ月目で妊娠反応。

4年間の治療で1度も妊娠反応がなかったので、とてもびっくりしたとのことでした。
現在は安胎薬(母体および胎児の発育にも好影響を与える薬)を服用中。