こんにちは(^_-)-☆
先日不妊症のご相談がありました。
年齢は30代半ばで、
片側の卵巣は10代の時に卵巣嚢腫で全摘出手術。
もう片方は30代初めに同じく卵巣嚢腫で悪い部分のみ手術されたそうです。
10代の手術の時は先生に
「卵巣は、もう一つあるから、とりますね。」
と言われたそうです(*_*;
体外受精を数回されましたが妊娠に至っておりません。
卵巣の予備能をはかる、AMHは年齢よりも低いそうです。
この様に手術後に卵巣機能が低下して、
不妊治療が思うように進まない方を多く見かけます。
卵巣嚢腫の手術は妊孕性に何らかの影響を及ぼすようです。
もちろん手術後もなんの問題もなく、妊娠出産されている方もあると
思います。
またうちのように不妊症相談が多い薬局だから、
そのような方に出会う確率が高いという事もありますね。
卵巣機能が低下した状態を中医学では
腎虚と言います。
それを改善するための補腎剤を使います。
手術後の卵巣機能低下の改善の為に補腎剤を服用されて、
妊娠された方も多くいらっしゃいます(*^-^*)
これから
卵巣嚢腫の手術するか、様子をみるかお悩みの方は
妊娠希望かどうか、
大きさや、大きくなるスピード、発癌性のリスクなど、
いろんな事を考慮し、先生によく相談し、
後で後悔のないようにしたいですね(^^♪
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