月経量が減った原因

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

こんにちは(^_-)-☆

不妊症相談において、

お客様がよく言われるのは

「若い頃に比べると月経量が減った」

というお言葉です。

月経量が少ない理由としては、

加齢に伴いエストロゲンなどの

女性ホルモンの分泌量が減り、

内膜が以前より薄くなる、

子宮収縮が弱い(内膜を綺麗にはがすことが出来ない)

血流障害(瘀血)

循環血液量の不足(血虚)

などが考えられます。

内膜も厚ければいいというわけでなく、

月経時に、

内膜はいったん綺麗にはがれ、

その上から新しいフワフワのお布団のような

内膜が形成されていくのが

理想的です。

その為の中医学的な対策としては、

年齢とともに卵巣機能が低下し、

エストロゲンの減少などが考えられる方には

補腎剤

子宮収縮不足や、血流障害(瘀血)

が考えられる方には

活血化瘀剤

循環血液量の不足(血虚)の方には、

補血剤などを服用頂きます。

「最近月経量が減って心配・・・」

という方はお気軽にご相談ください。