不妊症体験談(28歳)多嚢胞性卵巣症候群

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

結婚して一年が経過。

社会人になって生理不順になった。

結婚後、婦人科で検査を受けると

エコーと血液検査から多嚢胞性卵巣症候群と診断を受けた。

月経周期は45日から90日

かなり排卵が遅れる。

仕事のストレスがあり、イライラすることが多い。

<<処方1>>

活血剤、疏肝理気剤、シベリア霊芝

<<経過1>>

月経周期38日で生理が来た。

今までよりも排卵が早くなり高温期も14日あり

二層になった。イライラも前よりはずいぶんと緩和された。

<<処方2>>

処方1と同処方

<<経過2>>

今回も38周期、排卵は遅れがちだが

基礎体温は高温期も安定している。

体調良好。

卵管造影検査や甲状腺機能検査なと

まだされていない検査をしてみてはどうかと

提案。

<<処方3>>

処方1と同処方。

<<経過3>>

妊娠判定陽性、胎嚢確認、心拍確認

<<処方4>>

安胎を目的とした処方に変更

<<考察>>

漢方薬服用から約3か月で妊娠されました。

結局卵管造影検査はせずに妊娠に至りました。