不妊症体験談(28歳)多嚢胞性卵巣

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

 

結婚して一年経過

月経周期は33日前後で排卵が遅い。

病院では卵管造影検査のみされており

ホルモン検査などはされていない。

基礎体温は排卵が20日目前後と遅く

時々無排卵月経の時もある。

多嚢胞性卵巣のように思えましたが

検査されていないため、わからないとのこと。

<<処方1>>

活血剤、シベリア霊芝、気血双補剤を服用いただいた。

<<経過1>>

一か月服用で基礎体温表が低温、高温と

きれいな2層になり短かった高温期が長くなった。

病院で検査をしたところ多嚢胞性卵巣といわれた。

ヒューナーテスト、甲状腺機能検査などは

問題ないといわれた。

<<処方2>>

基礎体温表、体調ともにいい事より

処方1と同処方

<<経過2>>

体調良好、基礎体温は高温期が18日あり期待したが

生理が来て化学流産かもとのこと。

<<処方3>>

今周期より月経周期に合わせて周期療法

低温期 活血剤 高温期 気血双補剤

全周期シベリア霊芝

<<経過3>>

基礎体温もきれいなのであとは結果が出るのを待つのみといった状態。

<<処方4>>

3か月目から6か月目まで同じ処方。

<<経過4>>

漢方薬服用から6ヶ月で妊娠されました。

<<考察>>

服用から2か月で基礎体温が良くなり

月経周期に合わせた周期療法にしました。

そこから4か月経過で妊娠されました。

基礎体温が良くなり、

卵管も両方通っており、ヒューナーテストも問題ない

あとは結果が出るだけとなった時

毎月期待して、月経が来てしまったときの落ち込みが

あるわけですが、その時に気持ちを切り替えて

ストレスにをうまく流せるようになることも

大切だと感じました。