不妊症体験談(26歳)多嚢胞性卵巣症候群

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

結婚して1年

もともと生理不順だったため

すぐに不妊治療を始めた。

結婚する前は低用量ピルを服用して

生理をおこさせていた。

ピルをやめたら不正出血が続き、病院に行くと多嚢胞性卵巣症候群と

診断され、クロミットを処方された。

クロミットを服用しながら、タイミング指導をうけ

5回チャレンジしたが、妊娠には至らず、

6回目はクロミットを服用しても排卵しなかった。

不安になり漢方薬を服用しながら不妊治療を行いたいとのご相談。

仕事柄ストレスがあり、

ストレスが強いと生理が遅れることが多い。

また年齢的にも周りがどんどん妊娠し、

焦りが出てきて不安な気持ちが強くなる。

<<処方1>>

活血剤、疏肝解鬱剤

シベリア霊芝を服用いただいた。

<<経過1>>

病院からセキソビットが処方され

漢方薬を服用開始から一か月後に排卵したが

生理が来た。

生理前のイライラや気分の落ち込みなどが

なくなり、気持ちが楽になった。

<<処方2>>

活血剤、丹参製剤、

シベリア霊芝を服用いただいた。

<<経過2>>

月経周期14日目で排卵がおこり

基礎体温もきれいな二層になった。

<<処方3>>

処方2と同処方

<<経過3>>

漢方薬服用から3か月目で

妊娠されました。

<<考察>>

もともと生理不順だった方が

仕事のストレスや、不妊治療のストレスや

焦りから、ホルモンバランスが崩れ余計に妊娠しずらくなっていた

ケースだと思われます。

疏肝解鬱剤を服用することで

焦りやイライラをうまくながせるようになり

活血剤で排卵をうながし

体調が整い妊娠されました。