7Apr
こんにちは(*^^*)
ご相談の中で、意外と多いのが
頭痛の漢方相談です。
主訴が頭痛の方や
他のご相談(自律神経失調症、メニエル、高血圧)で頭痛もある方などを含めると
かなりの割合になるのではないでしょうか。
一般的に頭痛を分類すると、
片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛、複合型
となりますが
漢方的、中医学的に
証(病態)として分類すると、
外感(風邪ウィルスなどによる頭痛)
脾虚、痰濁上擾(頭痛、回転性のめまい、メニエル、天気の悪い時に悪化)
肝風内動(頭痛、フラツキ、めまい、手足のふるえ)
臓腑の中寒(悪心嘔吐などを伴う)
瘀血(月経前など、生理周期によって変動)
などに分類されます。
どの証(病態)による頭痛かで、
使う漢方薬も違ってきます。
それぞれの証(病態)に対応する代表的な漢方薬をあげると
外感=葛根湯、桂枝湯
脾虚、痰濁上擾=半夏白朮天麻湯
肝風内動=釣藤散
臓腑の中寒=呉茱萸湯
瘀血=加味逍遥散
などです。
頭痛薬を慢性的に服用している方や、量が増えてしまっている方
頭痛薬を止めたいのになかなか止められない方
漢方薬を1つの選択肢に考えてみるのも
いいかもしれませんね(^^♪
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