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放射線治療抗がん剤治療副作用軽減のための漢方薬④

 

こんにちは。

放射線治療抗がん剤治療副作用軽減のための漢方薬③

の続きです。

昨年2月に下咽頭癌の手術を行い

追加治療で抗癌剤と放射線治療をしました。

 

放射線治療は最初の23回は

転移しやすいリンパ節領域を含めた全頸部照射を行い、

その後は、病変に絞って照射を16回行い

トータルで70グレイ照射しました。

 

この治療の副作用軽減の為服用していた漢方薬の中の1つが

牛黄製剤です。

 

牛黄は高貴薬といわれる

昔から貴重とされた動物生薬です。

 

放射線治療や抗がん剤治療による炎症や

癌自体の慢性炎症によって

炎症性サイトカインの過剰な産生がおきやすくなります。

その状態になると

筋肉を構成するたんぱく質がぶとう糖に分解され

癌細胞のエネルギー源となる為

癌の増殖し、筋肉は痩せていく状態を

がん悪液質と言います。

 

この過剰な炎症性サイトカインを抑制する効果を期待して、

牛黄製剤を服用いたしました。

私が服用したものは

救心製薬の霊黄参です。

そのおかげか約2か月間の放射線治療、

抗がん剤治中、

咽頭粘膜炎になる事もなく、

白血球数が落ちることもなく

無事に治療を終えることができました。

癌患者にとって

特に進行がんの場合は

いかに悪液質にならないか

という事が予後や延命に大きくかかわると思われます。

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