40才(女性)42才(男性)2人目妊娠希望相談

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

最初は、奥様だけで御来店。
来店時はお子さん1人。1年前に流産していた。
お子さんをもう1人希望しているが、年齢のこともあり最後のチャンスと思っておられた。
奥様は、基礎体温はつけておらず、生理周期は25日、月経量は20代・30代の時より減っている。
生理痛は全くナシ。手足の冷えがある状況であった。
月経期は理気活血剤、卵胞期、排卵期、黄体期は温補腎陽剤を用いる。
基礎体温をつけて頂く事と、ご夫婦共に一度病院で検査をされることをおすすめした。
2ヶ月経ったころには、奥様の冷えが改善され、生理周期が28日になる。
病院の検査の結果、ご主人の精子の運動率と奇形率に問題がわかり、3ヶ月目からはご主人も漢方(補腎陽剤)を服用。
2ヶ月後の病院での検査では、運動率、奇形率ともに基準値以内に改善。
奥様は漢方服用6ヶ月、ご主人服用3ヶ月目で妊娠。
奥様は、以前流産を経験されているため、安定期まで漢方を服用された。