不妊症と周期療法

月経周期を「(1)月経期 (2)卵胞期 (3)排卵期 (4)黄体期」と4つの時期に分けて考えます。


月経周期の中で、女性の体は変化していきます。その変化にともなって体の能力をバックアップしていくのが周期療法です。
(1)月経期
不要になった子宮内膜や月経血を排出するために活血化瘀剤を使用します。
(2)卵胞期
卵胞の成熟をうながしていくために補腎養血薬を使用します。
(3)排卵期
卵子がスムーズに排出され、卵胞を黄体化させるために理気活血剤補腎薬を集中的に使用します。
(4)黄体期
子宮内膜の分泌を促進し、受精卵が着床しやすくするために補腎薬補血 補気薬を使用します。