7Feb
こんにちは(^-^*)
1月のはじめ、
ラムゼイハント症候群という、
聞きなれない病気のご相談がありました。
ラムゼイハント症候群とは耳介や外耳道に帯状疱疹が出来ることで、
顔面神経麻痺や、難聴、めまい、などが起こる、病気です。
帯状疱疹といえども、耳周辺におこることで
重症化することもあり、麻痺などの後遺症の残る可能性もあり、
ちょっと厄介な病気です。
来られたお客様は出産後に発病し、
病院で、
抗ウィルス薬、副腎皮質ステロイド薬が処方されたが、
顔面麻痺があり、まばたきが出来ない。
味覚麻痺、耳鳴り、めまいなどの症状があり、
歩くと、右へ傾き、まっすぐ歩けない。
まだ小さい赤ちゃんのお世話もありとてもつらそうでした。
漢方薬は抗炎症作用などのある柴胡剤を中心に、
服用頂きました。
2週間くらいで、良くなっている感覚があるとのこと。
1か月たった現在は
めまいや、味覚麻痺はほとんどなくなり、
日常生活は普通に送れるようになったとの事。
しかし、まばたきはまだ半分くらいしか
できない状態。
後遺症として残らないよう、
まだまだ処方検討が必要です(^-^*)