21Dec
こんにちは(^_-)-☆
2ヶ月前よりニキビのご相談で漢方薬を服用頂いている
20代の女性の方。
最初は膿や芯があるニキビがフェイスラインから
顎にかけてできておりました。
漢方薬を服用頂き、
ぼこぼこしたかんじはだいぶ改善されました。
しかし、まだあごには赤~紫いろのニキビが、
隆起はしていないものの、できています。
いろいろとお話をお聞きする中、歯列矯正をされているそうで、
口の中を見せて頂くと、下の前歯5本の裏が金属のワイヤーで止めてありました。
以前ニキビの相談で、歯の治療やカラーコンタクトの長期使用から
ニキビができ始めた方がいらっしゃったので、
最初に来られた時に
歯の治療歴やカラーコンタクトの使用の有無は
聞きましたが、歯列矯正は聞いていませんでした。
うかつでした(*´Д`)
そういわれると、ニキビは
丁度金具で止めてある下の前歯部分の顎に集中してでています。
お父さんも金属アレルギーがあるそうです。
ニキビができ始めたのは高校生の時からと
歯列矯正を始めた時と時期もあっています。
漢方薬の排膿解毒のはたらきで、
芯や膿でぼこぼこした感じは改善されたものの、
アレルギー反応による赤みや炎症が顎を中心にして残っている
状態だと思います。
清熱排膿のはたらきの漢方薬に
清熱解毒を主とする漢方薬を加えて服用頂く頂くことにしました。
歯列矯正はあと2年続くそうです。
歯列矯正の定期検査の時に、歯科医師に聴いてみるとの事でした。
ニキビで悩んでいる方の中には、
金属アレルギーが原因で
それに気づかずいる方も多いのではないでしょうか。
これから、歯列矯正や歯の治療をする方や
お子さんの歯列矯正を考えている親御さんは
金属アレルギーのパッチテストをしたり、
金属以外のセラミックなどを使用するなどの
注意が必要ですね(*^_^*)