19Jul
こんにちは(^_-)-☆
梅雨が明けた福岡は、晴天が続いています。
高温注意報が出て、熱中症への警戒が盛んに言われています。
ついついエアコンをかけすぎたり、
冷たいものを飲みすぎて、
体調を崩しがちになります。
昨日の夕方くらいから、胃が重くちょっと変だな・・・
と思っていたら、
今朝、ムカムカと吐き気がして、目が覚めました。
頭痛や若干のめまい、皮膚表面のぞわぞわした感じから、
夏風邪ひいちゃったな(*´Д`)
と感じました。
主人の朝ごはんの用意をする間も胃のむかつきは
おさまらず。
とても朝ご飯は食べれる状態ではなく、
数日前からメニエルっぽいめまいもすこしあったので、
苓桂朮甘湯を服用し、
再び布団もぐりこみ
2時間くらいぐっすり寝ると
胃の重苦しさがすっきり取れて、
めまいや頭痛、ゾクゾク感もなくなり、
いつもの状態に戻りました。
苓桂朮甘湯は
茯苓、白朮、甘草、桂皮
からなるシンプルな処方ですが、
茯苓、白朮が利水のはたらきで、
消化管内の余分な水を排出し、
甘草と共に
胃腸の働きを高め、
桂皮が補陽散寒の働きで、
身体を温め水分の吸収を促し、
利水の効果を高めます。
メニエルや胃腸障害などに用いることの多い処方ですが、
今回のクーラーや冷たい飲み物と取りすぎからの
夏風邪には、
短時間でばっちり効いてくれました。
まさに異病同治ですね。
異病同治とは違った病気であっても
証にあった漢方薬を服用すれば同じ処方で治るという事です。
逆に同じ風邪でも、証が違えば、
違った漢方薬となる、
これは、同病異治ですね。
今年の夏は暑いと予報もでてます。
体調管理をばっちりして
暑い夏を乗り切りましょう。