3Apr
こんにちは。
3月から4月にかけての時季を
「木の芽時」といいますが、
毎年この時期になると体調を崩し、
特に精神的に不安定になりやすくなる方が
いらっしゃいます。
気温の変化が大きかったり、
環境の変化なども大きく影響していると
思われます。
中医学的に考えると、
年内変動が陰から陽へと転換する時季の為、
イライラやのぼせ、めまい、不眠なども
「木の芽時」にはおこりやい症状といえます。
もともと陰虚証の方は、相対的に陽が高まって、
いつもより症状が出やすくなるといえます。
陰虚証とは身体を潤す栄養成分や体液が不足し
亢進状態となり、熱症状や乾燥傾向となります。
そういう時に陰を補う基本処方としては
補陰剤の六味地黄丸ですが、
イライラ、憂鬱などの精神的に不安定な方は
疏肝解鬱剤の加味逍遥散なども
適応します。
春先はいつも体調が悪い、
精神的に不安定という方は
お気軽にご相談ください。
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