10Jun
こんにちは!(^^)!
梅雨に入り、湿度の高い日が続いていますね。
こういう季節に
必ず体調が悪くなるという方がいらっしゃいます。
気圧の変化が激しく
湿度が高い事が要因と思われます。
先日来られたかたは
良性発作性頭位めまい症と診断された
40代の女性のお客様です。
20代からめまいがするようになり、
数年に一度めまいがあるかないかだったものが、
第2子出産後から悪化。
今はめまいがおさまっているときでも
車酔いをしている感じでいつも頭がすっきりしない。
めまいは
回転性、足元のフワフワ感、耳の閉そく感もある。
病院の薬を飲むと、
もとも胃腸が弱いので、
胃が悪くなると。
やっぱりね~
という感じです。
めまいの原因は
平衡感覚を司る三半規管のリンパ液が増えてしまい
おこる症状です。
それにともない耳鳴りや難聴なども伴う事も多くあります。
中医学的に考えると、
メニエルなどのめまいは、
痰濁上擾という状態で
原因は脾胃気虚により
消化管内や組織に水が貯留し
それが頭部に上昇することで
三半規管のリンパ液が増え
めまいなどの症状が出るとされています。
そのため、
メニエルの方は
胃腸が弱い方が多く、
水分をとりすぎると悪化し、
湿度が高い梅雨時期も悪化します。
このお客様は
お父さんもメニエルで
胃腸が弱いそうです。
そういう体質を受け継いじゃったんですね。
痰濁上擾、脾胃気虚に対しては
熄風、化湿、補気健脾のはたらきの
処方で水分の吸収排泄を正常化し
頭部の浮腫を改善することで
三半規管のリンパ液を正常にし
めまいやふらつきを改善します。
早い方なら飲んだその日から
頭がすっきりするという方もいらっしゃいます。
慢性化し
時間がかかる方でも
一週間もすれば良い兆候の何らかの変化は
出てきます。
梅雨時期スッキリしない、
体調が良くないという方は
お気軽にご相談下さい(^^♪