22Aug
<<お悩みの症状>>
3か月前にバルトリン腺炎を発症し婦人科で切開し膿を出した。
その時は座っても痛みが強く、歩くのもつらかった。
切開後は痛みはなくなり、安心していたが
2か月後に再発。
今度は泌尿器科に行き、抗生剤を処方された。
一旦は腫れや痛みは治まったが、
2週間もたたないうちに再び、痛みが出始めた。
調べてみるとバルトリン腺炎は再発することが多いとわかり、
漢方薬で改善したいと相談に来られた。
<<処方1>>
清熱化湿、排膿解毒剤を服用いただいた。
<<経過1>>
痛みはなくなり、腫れもほとんどなくなった。
まだ小さなしこりのようなものがある。
浮腫みや頭痛などの症状もそういえばなくなっているとのこと。
<<処方2>>
体調良好により同処方。
<<経過2>>
小さなしこりもなくなった。
体調もいいし、肌の調子もいいので
バルトリン腺炎の予防もかねてしばらく継続して服用いただくことになった。
<<考察>>
バルトリン腺炎は化膿しひどくなると痛みが増し、
婦人科などで切開したり、抗生剤の服用で治療をしますが、
繰り返すことが多い病気です。
漢方薬での改善は、
排膿解毒などの漢方薬を服用いただくことで
痛みや腫れを改善し、
再発を予防することが出きます。
また、このお客様は、漢方薬の清熱解毒のはたらきで
バルトリン腺だけでなく、肌の調子もよくなり
身体の解毒機能低下の状態も改善されたと思われます。
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