12Feb
こんにちは。
10代の中学生の女の子の
体位性頻脈症候群のご相談ご相談です。
体位性頻脈症候群は起立性調節障害の中の
1つの症候とされていて、
思春期前後に起こりやすい疾患です。
病状と経過は、
半年前より頭痛で早退してくることが増え、
徐々に頻度が多くなり
今年になって学校を休むようになった。
病院では体位性頻脈症候群と診断されたそうです。
漢方薬が処方され、2週間服用したが、
改善が見られず、その薬があっているかわからず、
相談したいとご来店。
お話を伺うと、とにかく頭痛が辛いとの事、
朝と夕方以外は一日中頭痛がする、
頭痛薬を飲んでも変わらない。
漢方薬は
散寒止痛剤、熄風剤を服用してもらいました。
2週間後再びご来店、
つらかった頭痛は少しづつ改善され、
学校にも行けるようになってきたそうです。
ちなみに
病院で出された処方は、
起立性調節障害に一般的に効果があるとされている、
二つの処方でした。
体位性頻脈症候群や起立性調節障害は
お子さんによって症状が様々で、同じ病名であっても
症状や体質が違えば
適した漢方薬も当然違ってきます。
そのお子さんの症状に適した漢方薬を使うことが
大切です。
学校に行けるようになって本当に良かったです。
起立性調節障害や
体位性頻脈症候群でお悩みの方は
お気軽にご相談ください。