35歳(女性)不妊症相談 子宮内膜症、子宮筋腫

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

《お悩みの症状》
結婚3年、基礎体温をつけてタイミングはとっているものの、
妊娠には至らない。

10代の頃より子宮内膜症と診断される。
33歳で子宮筋腫といわれ、現在6センチ。
10代のころより生理痛がひどく、ここ2ヶ月は月経血の塊が
凄く多く出るようになった。

腰のしびれた感じや、右半身だけ冷えるのも気になる。
基礎体温は高温期はギザギザ。

妊娠を希望しているが、まずは子宮内膜症や子宮筋腫による
体調不良を改善したいとご来店。

《処方1》
漢方薬は子宮内膜症や子宮筋腫の原因と思われる、
於血の改善の為の活血か於剤と田七人参を服用頂いた。

《経過1》
1か月の服用で、生理痛と月経血の塊が、かなりへった。

《処方2》
イライラ、と寝汗が気になるとのことから、
活血か於剤と田七人参、に加えて、疏肝解鬱剤、補気剤を服用頂いた。

《経過2》
その後体調がいいとの事で、同処方でもう1か月服用頂いた。
基礎体温のギザギザもなくなり、綺麗な2層になってきた。

《経過3》
漢方薬服用開始から、3ヶ月で妊娠判定。

《処方3》《現在の状況》
漢方薬は安胎薬に切り替えて、妊娠継続中。