体外受精11回目の移植で妊娠のその後

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

こんにちは!(^^)!

以前ブログで紹介したお客様

3年間の不妊治療歴

3回採卵

11回目の移植

妊娠された方が37週となり

御来店されました。

おそらく出産前の最後の御来店になると思います。

なごみ堂に相談に来られる前に

すでに8回移植をされていましたが

1回は化学流産

1回は胎嚢確認できず初期流産

あとはすべてマイナス判定でした。

移植されている

胚はほとんどが胚盤胞でした。

病院からは内膜がぼこぼこになりやすい為

着床しずらいと言われていました。

子宮環境を改善する為の漢方薬を服用頂き

4か月経過した

移植で妊娠されました。

その後安胎を目的とした

漢方薬に切り替え服用頂くことに。

以前初期流産があった事から

安定期に入るまで

お客様も私も安心できませんでした。

やっと安定期に入ったと思ったら

子宮頚管長が短くなり、

早産しないようにと

補気健脾のはたらきの漢方薬を服用頂き

頸管長がもとに戻ったりと

ひやひやする事もしばしばありました。

しかし入院することもなく

仕事を続けながら

37週を迎えることが出来ました。

ドアのところで

「お大事にどうぞ。」

とお客様をお見送りした後

なんだかひと仕事終えた気分になりました。

無事に元気な赤ちゃんをご出産されることを

お祈り申し上げます(^^♪

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