嬉しい妊娠報告(卵巣機能低下、不育症)

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

 

嬉しい妊娠報告がありました。

年齢は36歳。

結婚して3年が経過していました。

自己タイミングで妊活されていましたが、

妊娠に至らず、不妊症専門クリニックで検査をしたところ、

AMHが0.27と言われ、体外受精を勧められたそうです。

病院からは低AMHの為に、沢山採卵することはできないだろうとの事で、

出来ればなるべく沢山の良好胚を凍結したいという希望で、

遠方より電話相でご相談がありました。

漢方薬は遠方の為配送です。

補腎剤を中心として服用いただき

また生理痛などがひどいために、活血剤も服用いただきました。

漢方薬服用から、3か月後に採卵して、

4個採卵、2個胚盤胞が凍結できました。

次は移植に備えてという事でしたが、

プロテインS活性低下などがあり、

不育症の傾向があったため、

移植時は、柴胡剤、シベリア霊芝などを服用いただきました。

その後妊娠されたとの報告がありました。

現在は妊娠16周で順調に経過しています。

AMH0.27という卵巣機能低下もあり、

不育症の傾向もある方が、

1度目の採卵、1度目の移植で妊娠されたという

奇跡のように思えることですが、

準備期間にしっかり漢方薬を服用いただき

採卵、移植されたことが良い結果となったように思います。

無事にご出産の日を迎えられますよう

お祈り申し上げます。