不妊症相談での妊娠事例(29歳)不育症 卵巣機能低下

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

<<ご相談内容>>

お一人目のお子さんが3歳になり、そろそろ第二子を授かりたくタイミング療法を一年した。妊娠したが初期流産となった。

その後、婦人科に通院し、検査をしたところAMH0.32のため、卵巣機能低下と診断された。
体外受精にステップアップし、採卵を4回したが、1回に1個しか取れず、胚盤胞移植をしたが着床しない。不育の検査をしたらTh1/Th2が高値、移植の時はタクロリムスを処方されている。

第一子を出産前は28日周期だった月経周期が、25日と短くなった。

再び採卵をする予定だが、しばらく漢方薬で体質改善してから採卵にのぞみたいとのご相談。

<<処方1>>

子宮内の血流改善を目的とし活血剤を服用いただき、

卵巣機能向上を目的として、補腎剤(補陰剤)を服用いただいた。

<<経過1>>
漢方薬服用開始から2か月経過で、採卵し、良好胚盤胞を凍結することができた。

以前の凍結胚よりグレードが良い。

<<処方2>>

移植に向けて補血剤、補腎剤(補陽剤)、免疫調整を目的としてシベリア霊芝を服用いただいた。

<<経過2>>

妊娠判定が出て、順調に妊娠経過中。

<<考察>>
採卵に向けての漢方薬と、移植に向けてと、
漢方薬処方を変更したことが、妊娠に至った要因の一つではないかと考えます。