4Apr
こんにちは
先日来られたお客様が、
「漢方薬をのむと肌が白くなりますか?」
と言われた。
そのお客様は子宮筋腫のお悩みで、
漢方薬を服用いただいている。
子宮筋腫は
漢方では、
血液の流れが悪く、どろどろした状態である瘀血(おけつ)が原因と考えます。
瘀血になると、組織変性、組織増殖などがおこり
子宮筋腫以外にも、チョコレート膿腫、子宮内膜症の原因になります。
瘀血に対する処方は活血化瘀剤(かっけつかおざい)です。
そのお客様にも活血化瘀剤の代表処方
桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
の煎じ薬を服用いただいてました。
服用から6ヶ月位で周りから色が白くなったと言われるようになり、
自分でも感じるようになったそうです。
瘀血は色素沈着やシミの原因になるので、
活血化瘀剤で美白になるのは
理にかなっているわけです。
美白を目的に処方したわけではありませんが、
漢方薬は、目的とした子宮だけに効くわけではなく
身体全体に効いてきますから、
時として思いがけず、意外なところが良くなったということがよくあります。
うれしい副産物ですね