11Jul
こんにちは
先日乳輪下膿瘍のお客様がこられました。
あまり聞きなれない病名ですが、
乳輪下に痛みをともなうしこりができ、
進行するとしこりが大きくなり
ひどくなると乳頭から膿が分泌されるようになります。
来られたお客様は
2か月位前からしこりに気づき
乳輪下膿瘍の診断を受けられました。
大きさは3センチと1センチ。
病院での治療は
抗生物質を服用し
たまった膿を針で刺し、針の穴から膿を出す。
めちゃくちゃ痛いそうです
治療を繰り返しおこなったが改善されず、
治療は痛いし、、、
良くならなしで、、、
ネットで調べて漢方薬がよさそうだと
来店されました。
乳輪下膿瘍の他に微熱、だるさもあるそうです。
微熱やだるさは化膿炎症からきているのかもしれません。
漢方薬は
荊防排毒湯(けいぼうはいどくとう)
を処方しました。
荊防排毒湯は
炎症をとり、膿を排出する、
そして抗菌性があることより
化膿性疾患によく使う漢方薬です。
副鼻腔炎やニキビなどにも他の漢方薬と
合わせて使うことが多いです。
荊防排毒湯を
服用いただいての経過は
15日間服用で、しんが柔らかくなってきた。
微熱、だるさは全くなし。
1か月服用で、ほぼしこりは手に触れなくなってきた。
乳輪下膿瘍は女性にとってデリケートな場所だけに
漢方薬の服用 という女性にとっては負担の少ない方法で
改善できとても喜んでいただけました。
荊防排毒湯は抗生物質のような使い方をすると
言われますが
抗生物質でもよくならなかった乳輪下膿瘍が
1か月でかなりの改善が見られたとは
あらためてびっくりです
漢方薬は、長く飲まないと効かないと
思っている人も多いと思いますが
症状体質に合えば、早く効きます
乳輪下膿瘍 といえば漢方薬
漢方薬といえば なごみ堂
皆さん覚えておいて下さい