24Dec
こんにちは。
先日不眠症の漢方相談の方が来られました。
半年くらい前から、
ストレスにより、
逆流性食道炎や、
ドライアイ、
風邪をひきやすく、咳がいつまでも続く。
など体調不良が続いている。
体調不良のためか、気がめり、漠然とした不安感などもある。
夜眠れないと、次の日も身体がきつくなり、
さらに体調不良になるという、悪循環が続いている。
睡眠導入剤を服用すると眠れるが、なるべく薬には頼りたくない。
漢方薬は、
安神剤の
桂枝加竜骨牡蛎(けいしかりゅうこつぼれいとう)
気陰双補剤の
生脈宝(しょうみやくほう)を服用頂きました。
1か月の服用で、
導入剤を服用しなくても眠れるようになり、
全体的に体調もいいという事。
導入剤服用での睡眠と、漢方薬服用での睡眠は
同じように見えても、
睡眠の質が違い、次の日の体調や疲れ方が違うとよく言われます。
漢方薬の方が熟睡感があるようです。
漢方薬が
安神薬(不安や緊張を和らげる)としてのはたらきや
補気剤(機能や代謝を促進して、元気をつけ抵抗力を高める)としてのはたらき
があるためによりリラックスして、深い眠りにつけるのではないかと思います。
この方も、比較的早くに改善されて良かったです。