9Jan
こんにちは(^-^*)
年末に来られたお客様は、
病院に3回し入院し
抗がん剤や放射線治療を終えられて、
がん治療を終了し、
退院されたばかりの方でした。
治療によって免疫力が低下し、
体力がおち、
貧血気味。
癌に対する不安感。
咽喉の違和感やつまり感、
息ができなくなって
このまま死んじゃうんじゃないかという不安。
さらに、
自分の癌がわかる数か月前に、
お姉さんが、癌で亡くなった、
という、かなり、
ストレスのある状況でのご来店でした。
漢方薬は
気血双補剤の
十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
疏肝解鬱、理気剤の
柴朴湯(さいぼくとう)
を処方しました。
漢方薬を服用開始から10日くらいの
年明けに連絡すると、
100%とは言えないまでも
体調はすこぶる良好で、
外にも出かけて、なるべく身体を動かすように
されているとのこと。
2月からは仕事も復帰される予定だそうです。
咽喉の詰まるような違和感も全くなくなっているとのことで
本当に良かったです。
咽喉のつまり感は
梅核気(ばいかくき)
(梅干しの種がのどにつまった感じ)
と言われ、
ストレスがある方に
比較的多くある症状で、
胃や肺や気道のように、
飲み下したり、下に向かう機能が障害されて、
上方に向かった機能異常が生じた
気逆
という状態です。
人前でしゃべるときに、咳払いをしたり、
咳ばらいが増えたりするのは
ストレスがかかり一時的に気逆になってる状態です。
気逆に対する漢方薬は
理気剤、疏肝解鬱剤などの漢方薬です。
そういえば昔っから
うちの主人は
私に、言いずらいこと言うとき
咳ばらいが多くなります( ̄ー ̄)
一時的に気逆になってる!?