17Apr
こんにちは(^^♪
呑気症でお悩みのお客様が漢方相談に来られました。
呑気症とはあまり聞きなれない言葉と思いますが。
食事の時などに、空気を一緒に飲み込んでしまい、
胃や、腸にガスがたまって、
お腹が痛くなったり、張ったりする症状です。
ストレスがかかると、
漢方の概念で言う、
気滞(ストレスにより、自律神経が失調することによる、消化器、呼吸器などの、
収縮と弛緩の異常)
のなかの、気逆が大きな要因と思われます。
気逆とは胃や食道のように、本来は下方に向かう機能が障害されることで
おこるものです。
咽喉のつかえや、食べ物が飲み下しにくかったり、
息苦しさを感じるため、
無理に飲み下そうとして、空気を一緒にのんでしまう、
特に緊張した時などに過剰に空気を飲み込んで
しまうという事も原因の1つにあるようです。
漢方薬は
気逆や(咽喉のつかえ、息苦しさ)
肝胃不和(悪心嘔吐、みぞおちのつかえ、など胃症状が主)
肝脾不和(お腹がゴロゴロする、お腹の張り、過敏性腸症候群など腹部症状が主)
に対するものを使います。
呑気症のお客様は
お腹の張りも苦しいけれども、
静かな場所や、シーンとなった時に、お腹の音が
鳴るのではと気が気ではないそうです。
ストレスからくるお腹の張りや、膨満感でお悩みの方は、
漢方薬がお勧めです!(^^)!