7Jun
こんにちは(^_-)-☆
とうとう、梅雨に突入しましたね。
先日梅雨時期に悪化する、疾患として
メニエルやめまいについて書きましたが、
今日は同じく湿度が悪影響する疾患の1つ
痺証についてです。
中医学でにおける「痺証」は
リウマチや、関節炎、坐骨神経痛、神経痛、痛風、五十肩などの疾患で
痛み、しびれ、こわばり、浮腫みなどの症状
状態といえます。
痺証は
風痺、寒痺、湿痺、熱痺、
などに分けられますが、
梅雨時期に特に悪化しやすいものは、
文字通り、湿痺です。
湿痺の特徴は、
関節は、腫れて重い感じがし、痛みは移らず固定性です。
今日は
いつもは生理不順の相談で来られている女性が、
先週位から、指の関節がこわばって握りずらく、
突き指したみたいな症状と言われます。
痺証を改善にする方剤は祛風湿剤です。
この方には祛風湿剤の
薏苡仁湯(よくいにんとう)
を服用頂くことにしました。
薏苡仁湯は
薏苡仁、蒼朮、麻黄の利水効果と
桂皮、当帰、麻黄の温める効果、
芍薬、甘草が筋肉の緊張を緩和します。
薏苡仁は消炎の効果もあります。
* * * *
例年の梅雨明けは7月20日頃ですから、
これから1か月以上湿度で体調を崩しやすい季節となります。
身体を冷やすものをさけ、水分のとりすぎに注意し、
適度な運動で、身体の余分な水分を発散し、
梅雨時期を乗り切りましょう。
ビールなんてもってのほかですよ~(*_*;
前回のブログの最後部分と全く一緒デス。
デジャブ ではありません。
自分への戒めです。