17Jun
こんにちは(^_-)-☆
先日ご来店のお客様は
頭痛と生理不順の漢方相談です。
生理不順といっても、ホルモン剤を使用しないと、無月経。
カウフマン療法(卵胞ホルモン、黄体ホルモン服用)で
生理をおこしている状態。
頭痛はかなりひどく、
ほぼ毎日、鎮痛剤を服用しているとのことです。
時系列で整理すると、
頭痛がひどくなり、鎮痛剤の量が増えてから、
生理不順になったようです。
ホルモン剤を
服用しているときは、頭痛がさらにひどく、
もっと強い、鎮痛剤を服用し、
身体がきつくてしょうがないそうです。
解熱鎮痛剤の常用は
排卵障害や、生理不順の原因になる事があります。
その生理不順の治療のホルモン剤の副作用に、
頭痛があるというのは、なんとも皮肉な話です。
まずは、頭痛の改善のための
漢方薬を服用いただき、
解熱鎮痛剤をへらす、もしくは止めることで
生理不順を回避し、ホルモン剤を服用しなくても良い状態に
しましょうと提案しました。
偏頭痛はリラックスする週末に起こる、週末偏頭痛です。
緊張が解けて、血流が良くなり、
血管が拡張し神経にあたって、痛みを発します。
光を浴びると、悪化し
目の奥が痛むなどの特徴があります。
舌は青舌、白苔、厚苔。
漢方薬は散寒、止痛のはたらきの呉茱萸湯
散寒、滋陰補血の温経湯を服用頂くことにしました。
解熱鎮痛剤は、痛みのあるときに一時的に使用するのは
良いと思いますが、
常用すると、思わぬ副作用でることもあります。
安易に継続して服用せず、
運動や生活改善などでなるべく服用せずにやり過ごすよう
工夫も大切ですね(*^-^*)