18Aug
こんにちは(^_-)-☆
久しぶりの
お気に入り処方㉑銀翹散(ぎんぎょうさん)
辛涼解表の代表処方です。
辛涼解表の生薬は寒性で、軽度の発汗作用があり、
消炎作用をもちます。
つまり、風邪などで、
発熱、熱感、咽喉の痛み、頭痛などの症状がある時に使います。
風邪などで寒気や悪寒がある初期は
辛温解表のはたらきの葛根湯や麻黄湯、が適していますが、
発熱、熱感、咽喉の炎症、痛みが強い場合は
辛涼解表剤の銀翹散が適応となります。
特に夏風邪はアデノウイルスなど咽喉に炎症をおこすことが多く、
扁桃腺が腫れて、高熱が出ます。
まさに辛涼解表剤の証です。
夏風邪のウィルスは熱に強いので、温めて治すというよりも、
辛涼解表剤で炎症を速やかにとって
免疫を高めて快方へ向かわせる
という方法がいいようです。
「風邪には葛根湯」
じゃない時の方が多かったりします!(^^)!