23Mar
こんにちは(^_-)-☆
先日
「咽喉のつまり感が気になる」
という方のご相談がありました。
6年前からの症状だそうです。
咽喉のつまり感は、梅核気ともいわれ、
よくあるご相談のひとつです。
西洋医学的に言うと
咽頭神経症といわれるもので
ストレス等が原因でなることが多いようです。
中医学的には
気滞のうちの特に気逆という状態です。
口から入ったものは
上から下へと送られるのが正常ですが、
下から上へと逆に向かい、
機能異常が生じた状態です。
人前で話をするなど、ストレスが生じる場面で
やたらと咳ばらいが多くなるなども
一時的に気逆になった状態です。
大学生の頃、女子寮で生活していた時のはなしですが、
試験期間中になると、
同室の子が、凄く咳ばらいをしていたことがありました。
学年末の進級か留年かが決まる、追試期間中は特にそれがひどくなり、
心配したご実家のお母さんが
迎えに来られたことがありました。
今思えばあれが気逆だったんだと思います。
(安心してください、
無事留年する事なく卒業されました(*^_^*)
話はそれましたが、
今回のお客様も、
咽喉のつまりと、お腹の張り(夕方になるとぱんぱん)
便秘、吐き気、肩こりなどの症状があり、
気滞(気逆)、肝気鬱血の症候がみられます。
疏肝解鬱のはたらきの
大柴胡湯
理気、解鬱、化痰のはたらきの
半夏厚朴湯
を服用頂きました。
服用頂き1か月ですが
6年前からの咽喉のつまり感が
かなり改善されました。
春先は環境の変化がや気温の変化などで
自律神経のバランスが崩れやすい時期ですね。
気持ちがもやもやしたり・・・
ちょっと不安になったり・・・
そんな時は漢方薬を思い出していただけると
嬉しいですね(^^♪