18Sep
こんにちは(^_-)-☆
先日から、
NHKのあさイチの話題が続いていますが、
またまた、気になる話題が。
テーマは貧血だったのですが
その中で
鉄を貯蔵しているフェリチンという物質が低下すると、
うつ病や不眠症の原因になることがあると
とても興味深いお話がありました。
理由は、
フェリチンは
脳内伝達物質のドーパミンやセロトニンを作るのに
必要な物質の為、
フェリチン不足になると、
うつ病や不眠症の原因になるそうです。
なるほど~
中医学的な考えでは、
心血虚、肝血虚になると、
イライラ、焦燥感、不安感、寝つきが悪い、眠りが浅い
感情のコントロールが出来ないなどの
症状が出てきます。
血虚になるとなんで不眠?
何で、不安?
なんでイライラ?
と、
頭で覚えていてもしっくりこなかったのですが、
西洋医学的な考えと、
中医学的な考えのつじつまが合い、
なんだかスッキリしました。
今頃気づくの私だけでしょうか(>_<)
よって、心血虚によると思われる不眠症や
精神疾患には
補血のはたらきの漢方薬、
例えば、
酸棗仁湯、帰脾湯などが、
適応になるという事は
とても理にかなっていると思います。
特に女性は、毎月の生理によって
血虚の傾向にありますから、
なんとなく、気分がふさぐ、睡眠が浅い
という方は、原因はストレスによるものだけでなく、
貧血傾向による、フェリチン不足、
中医学的に見ると、
血虚からきているのかものかもしれません。
心当たりのある方は
お気軽にご相談ください。