19Feb
こんにちは(^_-)-☆
花粉症の季節到来です。
今週からちらほらと
花粉症のご相談のお客様が
みえています。
最近の花粉の相談は
花粉の季節だけでなく
年中アレルギー性鼻炎気味で
この時期特にひどくなる
といった方が多いようです。
花粉以外の植物が原因となっていたり、
PM2.5の影響かもしれません。
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目の痒みなどの
症状の改善に適応する漢方薬は
いくつかありますが
一番有名な処方は
小青竜湯でしょう。
乾姜、細辛、半夏、五味子、甘草、麻黄、桂枝、芍薬
から構成されており、
温中散寒、化痰、止咳のはたらきがあり
鼻水、くしゃみ、目の痒みなどに効果があります。
小青竜湯から、
麻黄、桂枝、芍薬、をぬいて
杏仁、茯苓をたしたものが
苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)
麻黄が配合されないことで
胃腸が弱い方や、妊婦、お年寄り
にも使いやすくなります。
麻黄が配合されないことで
小青竜湯より
鼻水やくしゃみに対して効き目が
弱いイメージもあるかと思いますが、
私の感想としては、
それほど効き目に違いはないように
感じます。
次に鼻水よりは、鼻づまりがつらい
というような方には
葛根湯川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
辛温解表の葛根湯に
通竅(はなをとおす)のはたらきの辛夷が加わることで
鼻づまりの改善に用います。
今年は去年おととしに比べ、
花粉の量が多いそうです。
心配な方は
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