27May
こんにちは(*^_^*)
先日粉瘤のご相談がありました。
10代の息子さんのご相談です。
ご本人様は病院に行きたくない
という意志が固く
しかしほっておくのも心配で
お母様がご相談にみえました。
最初は背中に出来ていたそうですが、
最近は首にもでき始めて
それが顔にもできると
心配と・・・
粉瘤は皮膚内にできる良性腫瘍で
アテロームとも呼ばれます。
ニキビは皮膚表面にできますが
粉瘤は皮膚内に
袋状の中に膿や肌の老廃物が溜まってできます。
炎症がおこると痛みを生じ
病院での切開は袋ごと粉瘤を取り出す手術になります。
ご相談の息子さんは
自然に破裂するタイプの粉瘤という事で
そこまで大きくならずに破裂してしまうそうですが
破裂した膿から
まわりの皮膚に感染して
次々と出来てしまうそうです。
もともと皮膚が薄く色白で
感染しやすい肌のタイプという事も
粉瘤が広がった原因ともいえそうです。
漢方薬は
清熱排膿、解毒剤(消炎解熱、化膿抑制、抗菌、抗ウイルスのはたらき)
活血化瘀剤(鬱血、血流障害の改善)
補気剤(免疫力低下を改善し、皮膚などのバリア機能を高める)
を服用頂くことにしました。
うちの息子たちもそうですが、
思春期の男子は意外とデリケート。
肌トラブルは結構気にします。
それが理由で、外出するのを嫌がったり、
心的ストレスとなることもあります。
しかし、親のいう事は素直には聞かない・・・
へそを曲げると
うまくいくこともいかなくなります。
お母様がうまく誘導して
息子さんの皮膚症状が改善できるよう
なごみ堂も
そのお力になれればと思います。
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