10Jul
こんにちは(*^_^*)
福岡は梅雨明け宣言で、
気温がグングン上がっています。
そしてこの時期はあちこちで
熱中症対策が話題となります。
毎年この時期に熱中症対策で
ご紹介しているのが生脈散です。
生脈散は
気陰双補のはたらきの漢方薬で
気虚(全身機能、代謝、抵抗力の低下)
陰虚(脱水症状、口渇、皮膚粘膜の乾燥、潤い不足)
が見られる状態に用いる漢方薬です。
生脈散は
人参、麦門冬、五味子
からなる処方構成で、
人参が体力気力を増し、
麦門冬が身体に潤いを与え、
五味子が、収歛して異常な発汗を抑え
熱中症の予防や夏バテ予防によく使用されます。
イスクラ産業の麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)も
生脈散をもとに作られたもので、
麦門冬の「麦」
五味子の「味」
人参の「参」
をとって命名されたものと思われます。
酷暑が予想される今年の夏を
生脈散でのりきりましょう。