28May
こんにちは。
そろそろ梅雨入りの季節となってきましたね。
梅雨入りといえば
梅を漬けたり
紫陽花をめでたり・・・
といろいろ思いつきますが
漢方薬局で梅雨といえば
めまいや頭痛などの相談が
増える時期です。
体の外の湿度が上がると
体の中でも水分が停滞し体調不良が起こりやすく
なります。
例えば胃腸が弱い方などは
消化機能が低下すると水分の吸収排泄が疎外され
消化管内に停滞すると
胃酸が薄まり消化不良になったり
下痢になったりします。
また、
その水飲が三焦
(全身を網羅するリンパ、組織間隙)を通じて上昇すると
内耳に浮腫が発生し、めまいが生じます。
体の中の停滞した水分をはかせる力がある方は
梅雨だろうが
酷暑だろうが
極寒だろうが
自分の体の調整力で守ってくれますが
そうでない人は
周りの環境、湿度、気圧、温度に左右されやすいので
体調管理に注意が必要です。
特に冷たいもの甘いもののがぶ飲みはいけませんね。
冷たい飲み物、食べ物の大量摂取は
いっきに消化管内の温度が下がり
消化酵素の働きも悪くなります。
もちろんある程度の水分摂取は必要ですから
こまめにとるようにしましょう。
ジメジメするのでエアコンを使いたくなりますが
温度を低くし過ぎず
ドライ運転などで調整するとよいと思います。
それでもこの時期体調がすっきりしないという方は
漢方薬をお勧めします。
以前お気に入り処方で紹介したものです。
#藿香正気散(かっこうしょうきさん)
#半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
体調不良でお悩みの方
お気軽にご相談ください。