5Sep
こんにちは。
先日51歳のお客様の卵巣嚢腫のご相談がありました。
大きさは7㎝と結構大きいです。
このくらいの大きさになると、
病院では手術をすすめられると思います。
けれども51歳だともうすぐ閉経を迎えるお年頃・・・
出来ればこのまま、閉経にもちこんで、
手術を回避したいというのが、
50歳前後の方の、よくある相談です。
自覚症状としては、生理痛がひどく、生理後もだらだらと
出血が続く、更年期特有のホットフラッシュ
胃腸が弱く、下痢便秘を繰り返す、夜間尿
疲れやすいといった症状がありました。
これだけ症状があると、ご本人様もつらいと思います。
漢方薬は、活血剤を中心にして、破血剤、
胃腸が弱いため、補気剤などを服用いただきました。
漢方薬服用から1か月経過して、症状などを確認したところ、
漢方薬を服用を開始してすぐに生理がきたにもかかわらず、
生理痛は劇的に軽くなったとの事。
生理後のだらだら出血もなく、ホットフラッシュもなくなった。
夜間尿もなく、体調は良好との事。
生理痛の改善はそれに主眼をおいて、
漢方薬を処方しているので劇的に良くなったとして、
ホットフラッシュや、生理後のだらだら出血、
夜間尿などは一か月の服用では大きな改善はないかな~
と思っていましたが、
漢方薬服用でホルモンバランスが整ったための結果と思います。
7㎝に育った卵巣嚢腫はすぐには小さくならないですが、
それに伴うつらい症状がなく、少なくとも大きくならない
少しづつでも縮小傾向にあれば
漢方薬をふくようしながらこのままなんとかやり過ごして、
閉経にもちこむ作戦でいいと思います。
もちろん
病院で定期的に検査は継続していただくのは
基本ですね。
大型台風が近づいてきてます。
対策をしっかりして、
この台風も何とかやり過ごしたいですね。