嬉しい報告、多嚢胞性卵巣症候群

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

こんにちは(*^^*)

先日
多嚢胞性卵巣症候群、
高プロラクチン血症での
不妊症相談で漢方薬を服用頂ていた方からの
妊娠報告がありました(^ ^)

一年半、
内服(クロミット)と注射で(HCG注射)
ホルモン治療をしていたが
妊娠に至らず
漢方相談に来られたました。

多嚢胞性卵巣症候群や高プロラクチン血症
最近若い方の不妊症によくみらます。

基礎体温がギザギザで、

オリモノが多く、

排卵が遅れ、

月経周期が長い、

などの特徴があり、

この方もこれにぴったりあてはまる状態でした。

多嚢胞性卵巣症候群に対する漢方薬は、
痰湿(身体にたまった余分な水分)を取り除く漢方薬
血の巡りを良くする活血剤などを用います。

高プロラクチン血症に対しては、
炒り麦芽を服用頂き、

病院の治療は、少しお休みするという事でした。

漢方薬を
1か月服用の時点では、
基礎体温が高温期にならず、生理が来たので

おそらく無排卵月経だと思われます。

その次の周期の

月経から26日め前後で排卵し、

その後高温期が続いたため、病院へ行くと、

妊娠陽性の判定でした。

漢方薬を服用から、2ヶ月経過で、

自然排卵での自然妊娠です。

お客様も私もびっくり(v^ー°)

しかしこの方、
以前一度流産されているので、

ぬか喜びは出来ませんが、

漢方薬を安胎薬に切り替えて、服用頂くことになりました。

最近不妊相談で

多嚢胞性卵巣症候群の方が非常に多いように感じます。

月経周期が不定期だったり、

オリモノが多い、

基礎体温がギザギザなど

思い当たる方で、まだ検査をされてなければ、

婦人科などで検査されてみてもいいかもしれませんね(v^ー°)