腰痛と不妊症

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。

こんにちは(^_-)-☆

先月から不妊症相談で来られている

お客様は腰痛もちです。

お一人目をご出産された時に悪化したそうです。

その後二人目をご出産され

現在第三子ご希望です。

整体に週に一度ペースで通われていますが

一進一退だそうです。

不妊症相談の女性で腰痛もちという方は意外と多いように思います。

不妊症という事は

20代から40代の女性ですから、

腰痛もちというには、

ちょっと若過ぎですね(>_<)

「腰痛」

という症状を

中医学的にみると

腎虚(生殖機能の低下なども含む)

がまず考えられ、

下半身の血流障害の為の腰痛であれば、

瘀血、冷えなどが考えられます。

腎虚、瘀血、冷えは、

妊娠希望される方にとって、

好ましいい状態ではありません。

このお客様は、

補腎剤を中心として漢方薬を1か月服用頂き、

腰痛はかなりの改善が見られました。

腰痛=不妊症ではありませんが、

「まだそんな年齢でもないのに、

腰が痛い」

そして、

「お子さ希望しているが、なかなか妊娠しない」

といった方は

改善の為の選択肢の1つとして

漢方薬を考えてみるのもいいかもしれませんね(*^_^*)