結婚3年
結婚を期に引っ越しをして
なれない土地での生活でストレスから
眠れなくなりその後生理不順になった。
2年半前から不安感やイライラ、吐き気、気が沈むことが
多くなり、朝がおきれなくなった。
不妊治療の為に婦人科へ通院をはじめ
多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症と診断された。
排卵誘発剤のクロミット、
カバサールを処方された。
基礎体温をみるとギザギザ。
多嚢胞性卵巣症候群によくみられる
典型的な波形。
排卵誘発剤を服用しても
排卵しないときもある。
<<処方1>>
活血剤、化痰剤、疏肝理気剤、
炒り麦芽を服用頂いた。
<<経過1>>
1か月服用で、イライラや気分の落ち込み
吐き気、不眠など自律神経失調症からくる
症状はほとんどなくなった。
誘発剤服用で排卵もおこっている。
<<処方2>>
体調良好より
同処方。
<<経過2>>
体調も良く
ギザギザだった基礎体温が綺麗な2層に
なった。
<<処方3>>
今回より周期療法、
低温期
活血剤、化痰剤、疏肝理気剤
高温期
気血双補剤、疏肝理気剤
全周期
炒り麦芽
<<経過4>>
基礎体温、体調共に良好
タイミングの回数を増やすように
アドバイス。
<<処方4>>
同処方で3か月服用。
<<経過5>>
漢方薬服用から6か月で
自然妊娠。
その後心拍確認でき、
現在14週妊娠継続中。
<<考察>>
結婚を期に引っ越しし
ストレスから多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症
になられたのではないかと思います。
漢方薬服用で
ストレスからくる症状は早いうちに
改善されました。
基礎体温表も綺麗な2層になってきたので
同処方で半年服用頂き
妊娠されました。
ストレスが女性の身体に及ぼす
影響の大きさが良く分かった症例です。