不妊症相談(多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症)27歳

結婚3年

結婚を期に引っ越しをして

なれない土地での生活でストレスから

眠れなくなりその後生理不順になった。

2年半前から不安感やイライラ、吐き気、気が沈むことが

多くなり、朝がおきれなくなった。

不妊治療の為に婦人科へ通院をはじめ

多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症と診断された。

排卵誘発剤のクロミット、

カバサールを処方された。

基礎体温をみるとギザギザ。

多嚢胞性卵巣症候群によくみられる

典型的な波形。

排卵誘発剤を服用しても

排卵しないときもある。

<<処方1>>

活血剤、化痰剤、疏肝理気剤、
炒り麦芽を服用頂いた。

<<経過1>>

1か月服用で、イライラや気分の落ち込み

吐き気、不眠など自律神経失調症からくる

症状はほとんどなくなった。

誘発剤服用で排卵もおこっている。

<<処方2>>

体調良好より

同処方。

<<経過2>>

体調も良く

ギザギザだった基礎体温が綺麗な2層に

なった。

<<処方3>>

今回より周期療法、

低温期

活血剤、化痰剤、疏肝理気剤

高温期

気血双補剤、疏肝理気剤

全周期

炒り麦芽
<<経過4>>

基礎体温、体調共に良好

タイミングの回数を増やすように

アドバイス。

<<処方4>>

同処方で3か月服用。

<<経過5>>

漢方薬服用から6か月で

自然妊娠。

その後心拍確認でき、

現在14週妊娠継続中。

<<考察>>

結婚を期に引っ越しし

ストレスから多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症

になられたのではないかと思います。

漢方薬服用で

ストレスからくる症状は早いうちに

改善されました。

基礎体温表も綺麗な2層になってきたので

同処方で半年服用頂き

妊娠されました。

ストレスが女性の身体に及ぼす

影響の大きさが良く分かった症例です。